システム医薬分科会

概要・活動内容

2020年3⽉に設⽴された新しい分科会です。⾼度化・多様化する「医薬」をシステムの視点から分析し、全体を設計・運⽤していくための学術基盤創出を⽬指します。薬の研究と開発、製造と供給、患者の診断と治療のような、医薬に関わる様々なプロセスを同⼀のフレームで扱い、分⼦・細胞から医療社会までの課題を解決に導く新しいシステム⼯学を開拓します。従来の化学⼯学の枠を超え、医薬に関わる産官学の有志が集う新しい研究の場をつくりたいと考えています。

活動内容

システム視点から俯瞰した様々な医薬に関する研究会、シンポジウム等を開催している。2021年度は、4度の研究会と秋季⼤会でのシンポジウムを実施した。

研究会

第5回研究会
⽇時:2022年7⽉8⽇
場所:東京⼤学本郷キャンパス

  • 発表 1:ヒトiPS 細胞治療の費⽤対効果モデル(林 勇佑 ⽒)
  • 発表 2:コンパニオン診断の費⽤対効果モデル(岡村 梢 ⽒)
  • ⾃由討論

秋季⼤会シンポジウム

第53回秋季⼤会
⽇時:2022年9⽉14⽇
場所:信州⼤学⻑野(⼯学)キャンパス(ライブ配信併⽤)
プログラム:ST-26 医薬をシステムで“Reimagine”する

  • 発表 1:コンパニオン診断の費⽤対効果分析のためのモデリング・アプローチ(岡村 梢 ⽒)
  • 発表 2(招待講演):コンパニオン診断薬の開発状況と規制(築茂 由則 ⽒)
  • 発表 3(招待講演):画像解析の医薬・医療への応⽤(古徳 純⼀ ⽒)
  • 発表 4(依頼講演):「システム医薬」とエンジニアリング(⽥⼝ 智将 ⽒)

ポスターセッション

ポスターセッション2022
⽇時:2022年12⽉20⽇
場所:東京⼤学本郷キャンパス
発表:学⽣10名(産学より計31名が参加)

過去の活動内容

役員・歴代分科会⻑

分科会⻑ 杉⼭ 弘和(東京⼤学)
副分科会⻑ 太⽥ 誠⼀(東京⼤学)
監事 ⽥⼝ 智将(千代⽥化⼯建設)

事務局

ご興味をお持ちの方、ご意見、ご質問のある方は、以下までご連絡ください。

システム医薬分科会
東京⼤学 ⼤学院⼯学系研究科 化学システム⼯学専攻
杉⼭研究室
mp_admin@pse.t.u-tokyo.ac.jp