統合化⼯学分科会
統合化⼯学分科会は
2020年2⽉29⽇に廃⽌されました
概要・活動内容
事業環境の変化に即応するためのさまざまな業務管理・遂⾏の連携・統合化問題や地球環境と調和した持続的発展問題など、企業や社会が直⾯する問題は、複雑かつ広域的で、広い時間幅にわたるものになってきており、多⾓的な評価に基づく解決が必要となってきます。このような環境下で、製造及び製品の安全性を考慮し競争⼒の⽣産を⾏うためには、技術開発、設計、運転管理、設備管理などのエンジニアリングを⽀援するための統合エンジニアリング環境(統合環境)が不可⽋です。当分科会では、統合環境における情報の流れを解析し、必要となるエンジニア、ハード・ソフトウエア、情報、技術といったリソースの⽤件を明確にする。統合環境の発展的な技術体系を如何に構築するかについて議論します。統合環境の基本コンセプトの啓発を⾏います。そのため、従来のプロセスエンジニアリングのスコープを含むことは勿論、加えて、研究開発管理、⾼度⽣産管理(ISA S95)、製造処⽅(レシピ)管理、サプライチェーンマネジメント、ライフサイクルエンジニアリング、ライフサイクルアセスメントに基づく循環系管理などのスコープも積極的に議論する場を提供したいと考えています。主たる活動内容は、解決すべき問題の定義を⾏いながら、その⽬的や重要性を評価し、問題解決のアプローチやそれを⽀援する技術情報基盤の実装法について議論することです。またそのような議論に基づいた研究プロジェクトの形成などプログラム委員会の性格も併せ持ちます。必要に応じて、特定の課題についてワークショップ形式で密度濃く議論を⾏うことも考えられます。メンバー各位が、積極的に、オープンに議論できる雰囲気を⼤切にしたいと考えています。